【トレード】甲斐拓也を放出する巨人の捕手事情 大城卓三がチーム最多112試合に出場

楽天にトレード移籍が発表され囲み取材に応じる甲斐拓也(撮影・垰建太)

巨人甲斐拓也捕手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することになった。両球団から30日、発表された。11月3日に仙台市内で入団会見を行う。

チームの捕手事情では、大城卓三捕手(33)がチーム最多の112試合に出場。打率2割6分、10本塁打、OPS・758をマークした。シーズン終盤は4番を任せられたり、28試合連続スタメンと正捕手の座を確固たるものにした。

今季からキャプテンを務める岸田行倫捕手(30)は序盤戦は先発マスクを任せられたものの、打率2割9分3厘だった昨季から一転、今季は打率2割3分9厘と落ち込んだ。58試合の出場にとどまり、シーズン終盤はファーム調整を強いられた。

小林誠司捕手(37)は主に抑え捕手として20試合に出場も、先発マスクは3試合にとどまった。打席数も少なく13打数1安打だった。若手の山瀬慎之助捕手(25)は10試合に出場して先発マスクは5試合。20打数4安打、プロ初アーチの1本塁打だった。

支配下の捕手は郡拓也捕手(28)に戦力外通告を行っており、甲斐移籍によって支配下捕手は大城、岸田、小林、山瀬の4人となった。

甲斐は10年に育成5位でソフトバンクに入団。13年に支配下に昇格すると、そこから常勝軍団の正捕手をつかんで日本を代表する捕手に成長した。侍ジャパンでも17年に初選出されると東京五輪、23年WBCで世界制覇にも貢献した。

24年オフにFA権を行使して巨人に移籍。5年15億円の複数年契約を結んでいた。1年目の昨季は開幕スタメンを勝ち取ると、68試合で打率2割6分、4本塁打、OPS・659と存在感を示したが、2年目の今季は出場機会が激減。2安打はいずれも決勝本塁打という勝負強さを発揮。13試合の出場にとどまり、スタメンマスクは3試合のみだった。打率1割、OPS・543だった。

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