楽天へのトレード移籍が発表された巨人甲斐拓也捕手(33)が30日、川崎市・ジャイアンツ球場であいさつした。「びっくりというところも、さみしさもある」と本音を吐露。FA移籍から2年で出場は81試合。昨季はけが、今季は不振と2軍で過ごす時間も多かったが「ものすごく財産になった。1つ1つの出会いが大きかった」と振り返った。
3年ぶりにパ・リーグへ復帰する。侍ジャパンで世界一も経験した百戦錬磨の女房役は「勝ちに飢えている。野球でたくさん喜びたいし、大変な思いもしたい」と、再び1軍の正捕手として勝利をつかみにいく。
今季、チームの捕手では甲斐と同学年の大城が112試合に出場。他にも主将を務めた岸田、来季14年目を迎えるベテランの小林と経験豊富な面々が並ぶ。水野編成本部長は「なかなか出場機会がなかった。なんとか良い形で今後も活躍できる場を、と思って移籍になりました」と送り出した。
◆FA移籍後のトレード FA移籍した球団からトレードされた選手は甲斐で9人目で、巨人では炭谷に次いで2人目。炭谷は19年に西武から移籍したが、21年7月に金銭トレードで楽天に移籍した。過去には金村(中日→西武)炭谷が在籍3年目のシーズン中にトレードされているが、在籍2年で移籍は最も短かった。