オリックスの田嶋大樹投手(30)が今季取得した国内FA権を行使せず、残留することが1日、分かった。球団関係者は「残留します」と明かし、田嶋側からこの日までの交渉で、来季もオリックスでプレーすることを伝えた模様だ。
田嶋は17年にJR東日本からドラフト1位で入団。新人から先発ローテに加わり、昨季までは138試合は全て先発登板を続けた。今季は序盤の不振からリリーフに配置転換。9月12日の楽天戦(京セラドーム大阪)では1点差の6回1死満塁で登板し、無失点リリーフでプロ初ホールドを挙げた。田嶋は「また先発でしっかり輝けるように準備もしている」と話し、岸田護監督(45)も「この中継ぎの経験をまた生かしてほしい」と来季以降への期待を口にしていた。
オリックスは先発両腕の宮城、山下の来季中のローテ完全定着は難しく、左腕曽谷も10月に左ひじのトミー・ジョン手術を受け、来季中の復帰は絶望的。他球団の獲得調査も行われていただけに、先発として計算できるベテラン左腕の残留はチームにとっても朗報になった。