広島が3日、松本高明広報(42)が来季から内野守備走塁コーチに就任することを発表した。
異例ともいえる転身に「不安はありました。引き受けていいのか、務まるのか、球団に迷惑をかけないか、すごく不安が大きかった」と正直な胸の内を吐露するが、新井監督から「お前が今までやってきて感じたことをそのままやったらいいんだ」という言葉に背中を押された。
松本は02年ドラフト5位で帝京から入団し、14年まで通算197試合出場で打率2割3分5厘、0本塁打、16打点、16盗塁。ウエスタン・リーグでは3度盗塁王を獲得している。14年に現役を引退、2軍マネジャーをへて、18年から監督付広報となり、今季まで緒方監督から佐々岡監督、新井監督と三者三様の帝王学を学んできた。
ただ、指導経験はなく、現役引退から12年たっている。現場から離れているものの、球団内人事によって白羽の矢が立った。「まずは選手としっかり向き合って、ときに厳しくしないといけないところもあると思います。その中でも悩むときは一緒に悩んで、一緒に成長していけるようなコーチになっていきたい」。年内は広報業を続け、来年2月1日のキャンプインから本格始動する。