【大学野球】神戸医療未来大が初の全国へ 監督はFA宣言した時の人、ロッテ小島和哉の恩師

初の明治神宮大会出場を決めた神戸医療未来大

<関西地区大学野球選手権:天理大0-4神戸医療未来大>◇3日◇第2代表決定戦決勝◇GOSANDO南港野球場

神戸医療未来大(近畿学生)が天理大(阪神大学)に快勝し、初の全国切符をつかんだ。

エース山田悠希(4年=山梨学院)が4安打6奪三振完封勝利。10月31日の第1代表決定戦の1回戦で同じ天理大を相手に9回途中まで1失点と好投し、この日もつけいるスキを与えなかった。

チームを率いる高橋広監督(71)は、鳴門工(徳島=鳴門渦潮)でロッテ里崎、阪神渡辺らを育て、母校の早大監督も務めた。19年に神戸医療未来大の監督に就任し、グラウンドなどの練習環境もコーチ陣と手作りで整備して当時は近畿学生の3部の4位だったチームを1部に引き上げた。

「山田が期待に応えてくれました。山田が安定しているので、しっかり守れば負けないので」とエースをねぎらった。

リーグ戦の優勝後には阪神大竹ら早大時代も含めて、教え子から祝いのランなどが大学に届き、今の選手たちを「花園ができた」と喜ばせた。教え子の中には、FA宣言して「時の人」となったロッテ小島和哉投手(30)も。「今日、帰ったらLINE(ライン)してみようと思います」と冗談めかして進路調査の考えを明かしたが、かつての教え子に全国出場という何よりの報告で「監督健在」を伝える。

◆神戸医療未来大学 1973年(昭48)設立の学校法人姫路学院が姫路学院女子短期大学を開学し、00年4月の改組転換で近畿福祉大学として開学した。当時は社会福祉、介護福祉、福祉産業の社会福祉学部3学科で編成。04年4月に福祉心理学科を開設し、08年4月に近畿医療福祉大学に校名を変更。22年に現校名となった。兵庫県神崎郡福崎町の姫路キャンパスのほか、大阪天王寺キャンパス、神戸三宮サテライトキャンパスを備える。都築仁子理事長。鎌田積学長。