【中日】工藤監督、投手陣にパイプ椅子使った独特の指導法展開「突っ込む系の子が多い」意図説明

ブルペンで中日伊藤茉央(右)に指導する工藤公康監督(撮影・宮地輝)

最強投手陣のメソッドを継承する。中日工藤公康監督(63)が3日、高知・秋季キャンプ第1クール2日目で、投手陣を中心に熱血指導を行った。ブルペンではパイプ椅子を使った独特の指導法を展開。7年間で5度リーグトップのチーム防御率だったソフトバンク監督時代にも用いた練習メニューだ。

ともに右腕の草加と桜井の投球練習。踏み出したちょうどお尻の位置にパイプ椅子が置かれ、座るように重心を移動して投球する。工藤監督は「どちらかというと(上半身が)突っ込む系の子が多いので、少し下からの始動を理解してもらうため」と説明した。置かれた椅子を意識することで、下半身から力を伝える「ヒップファースト」の習得を目指した。

草加には体が早く正面を向いてしまう点を、桜井には投球時の前傾姿勢を課題として、それぞれ下半身の使い方を指導。草加は「すごく的確にポイントを教えていただけてわかりやすかった」と話し、桜井も「教えてもらってからボールが指にかかっていた」と手応えを口にした。

また中西には椅子を使わず、腕の振り方や力の入れ方をアドバイス。リリースポイントで力が抜けている点や、ボールを強く握りすぎている点を指摘し、手首を柔らかく使うことを伝えた。工藤イズムの注入で、若竜たちが新たな投手王国を築くための土台を固めていく。【佐瀬百合子】

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