プロ野球の発展に寄与した野球人を表彰する第50回「正力松太郎賞」の選考委員会が4日、都内で開かれ、ソフトバンク小久保裕紀監督(55)が2年連続2度目の受賞を果たした。3年連続でパ・リーグを制し、2年連続で日本一に導いた手腕が評価された。昨年、座長を務めた王貞治氏(85)は体調不良により欠席。代わって山本浩二氏(80)が座長を務めた。
選考委員でジャーナリストの門田隆将氏(68)は選考理由について「24年、25年、26年とパ・リーグ3連覇。それで2年連続日本一。厳しさと優しさを併せ持つ名将だった」と称賛した。
門田氏は選考委員それぞれの意見も説明した。「高田繁さんからは、小久保さんのペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、どれも圧倒的で、議論の余地がないほど小久保さんの手腕がすごかった。山本浩二さんからは、日本シリーズで延長戦が3試合続いたけど、最後に勝つ、要するに勝ち切るというところに差がありすぎた。辻発彦さんは、ソフトバンクの強さはペナントレース中もすごくて、とにかくチームに隙がない。それは小久保監督の手腕だろう」と各委員の評価を紹介した。
◆選考委員 王貞治(ソフトバンク球団会長)山本浩二(野球評論家、解説者)辻発彦(同上)高田繁(DeNAフェロー)門田隆将(ジャーナリスト)※王氏は欠席で委任状を提出