【広島】移籍か、残留か…森下暢仁の揺れる思い 国内FA権行使「高いレベルで」将来的な米挑戦も

FA宣言し囲み取材に応じる広島森下暢仁(撮影・加藤孝規)

広島森下暢仁投手(29)が4日、今季取得した国内FA権を行使した。球団に申請書類を提出し「自分の評価を(他球団に)聞きたいという思いがあります。今でも悩んでいます。残留するか、外に出ていくのか決め切れていないところがあります」と話した。他球団との交渉は11日から可能となり、宣言残留を認める広島とも交渉を継続する。

明大からドラフト1位で入団した1年目の20年に10勝を挙げて新人王を獲得し、21年の東京五輪では野球日本代表の先発として金メダル獲得に貢献した。今季は7勝11敗、防御率3・60。通算60勝、防御率2・84を誇る。ゲームメイク力に優れた右腕に、広島は推定年俸2億円からの増額と複数年契約を提示。今後も代理人との交渉を中心に引き留めに全力を注ぐ。

森下には巨人やソフトバンクなど複数球団が興味を示している。移籍か、残留か。「自分を評価してくれる熱量を(判断材料に)考えたい」と話し「勝ちたいというのはある」とも。広島への愛着も強く「カープでも勝ちたい気持ちはある」と続けた。さらに「夢は持っています。高いレベルで野球をやりたいと常々思っている」と将来的な米大リーグ挑戦も否定しなかった。揺れる思いを抱えながら、各球団との交渉に臨む。【前原淳】

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