2027年のセ・リーグ公式戦と交流戦などの日程が4日、リーグから発表された。3月26日に巨人-中日、阪神-広島、DeNA-ヤクルトで開幕。25年の上位3チームに開幕カードの開催権が与えられ、いきなりの巨人松井秀喜監督(52)と中日工藤公康監督(63)による新監督対決が決まった。交流戦は6月1日から。クライマックスシリーズは10月9日に始まる。巨人-ヤクルト、巨人-広島、DeNA-巨人の3試合の日程が未発表で、シーズン前半の日程消化の状況を踏まえて開催日を決める。試合開始時間や球場、パの日程は後日発表される。
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松井監督は敬意から語り始めた。ジャイアンツ球場で秋季キャンプ5日目を終え、開幕戦を見やる。「工藤さんはね、一緒にジャイアンツでプレーしていますし、私としても非常に尊敬する先輩であります。また、監督としても既に素晴らしい実績のある方です」。実感がこもる。
00年シーズンからの3季、巨人でチームメートだった。「いつも。頼もしく後ろで守ってました」。中堅からマウンドの背中を見つめた日々。「1球1球の意思というか、意図というものはやっぱり感じられる投手だった」と焼きついている。00、02年、ともに日本一の歓喜も分かち合った。
先月の就任会見。初の監督業を前に、「私が12球団の監督の中で一番劣っている部分であると自覚しています」と経験値の差を認めた。その最たる存在が、現職監督で最多の5度の日本一を誇る工藤監督だろう。
会見では、こう続けた。「そのことを自覚し、選手とともに伴走し、そして一緒に成長していきたい」。キャンプでは日増しに選手との交流が増えてきた。この日も若手投手からの質問に応じ、「選手各々ね、精力的に練習してくれてます。みんなが来年に向けて気合が入ってると映っております」と目を見張った。新人監督として、負けていられない。開幕戦まで141日。選手とともに、胸を借りにいく。【阿部健吾】
◆松井対工藤 レギュラーシーズンの対戦はなく、オープン戦、オールスター、日本シリーズで対戦している。2人の初対戦は93年3月23日のオープン戦で、結果は左安、四球。オープン戦では工藤がダイエー移籍後も2試合で対戦し、通算5打数2安打、1三振だった。オールスターは95、97、99年に対戦して3打数0安打、1三振。94年の日本シリーズでは2試合対戦して6打数2安打、3三振。第2戦で三振、ニゴロ、三振と抑え込まれたが、第6戦では三振、三安、右2。第6戦は松井の活躍もああって3-1で勝利し、巨人が5年ぶりの日本一を決めている。