オリックス育成ドラフト1位の花咲徳栄・黒川凌大投手(18)が4日、埼玉・加須市のサトエ美術館で球団と仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸300万円(金額はいずれも推定)。「今日を迎えられて本当に良かったです。でも、これからもっと頑張らなくちゃいけない」と意気込んだ。
最速148キロの直球と負けん気の強さが持ち味の右腕だ。母・琴美さん(58)は、85年の柔道アジア選手権72キロ級で王者に輝いた経歴を持つ元アスリート。黒川自身も身長182センチ、体重90キロと、体格は母親譲りで担当の岡崎大輔スカウトも「お母さん譲りの体の強さはあると思う。投げる体力、スタミナ、気持ちの強さ。ピッチャーに必要なスキルは全て持ってるかな」と太鼓判を押す。
大きな野望を抱き、プロの世界に飛び込む。黒川は、プロ1年目こそ「体づくりをやっていきたい」と話すも、将来的な目標は沢村賞受賞を掲げる。そのためにも「真っすぐは長いイニングを投げても球速が落ちないのと、やっぱりメンタル(面の強さ)をもっと上げていきたい」。まずは支配下契約を勝ち取り、将来的にはオリックスのエースへ-。大物の雰囲気が漂っている。