【広島】坂倉将吾がFA宣言、球団に「すごく感謝」も「どれだけ評価されているのか」と行使決断

FA権を行使し取材に応じる広島坂倉将吾捕手(撮影・前原淳)=2026年11月5日、マツダスタジアム

広島坂倉将吾捕手(28)が5日、今季取得した国内FA権を行使した。申請書類を球団に提出し「カープに高校生からドラフトでとってもらって10年間、すごく感謝もあります。ただ、自分で頑張ってきたものが今、どのように評価してもらっているのかすごく気になるところではあるので、聞いてみたいなと思い決断しました」と明かした。

日大三から16年ドラフト4位で入団。1年目の17年9月23日巨人戦で1軍デビュー。同30日DeNA戦では、球団の高卒捕手としては65年衣笠以来となる入団1年目の初安打を記録した。4年目の20年には1軍に定着し、21年には一塁手としても出場を重ね、首位打者の鈴木(カブス)に次ぐリーグ2位の打率を残した。22年には全試合に出場し、23年以降は正捕手となった。

今季は4月18日DeNA戦を最後に捕手としてのスタメンはなくなった。打撃成績は打率2割5分1厘、15本塁打、74打点。今季捕手に加え、一塁、三塁を守ったが「ある程度ポジションが固まった中でプレーしたいなと思います。自分から何か提示することはないので、カープにしても、移籍するにしても、期待されているところで出たいなという気持ちがあります」と話した。

今季推定年俸1億4000万円で、Bランクとみられる。地元千葉に本拠地を置くロッテや西武が興味を示している。「一番は必要とされるところでやりたいなという思いがある。カープに必要だということは重々言っていただいているので、(他球団から)やってきたことの功績がどれだけ評価されているのかも気になる。聞いてからだと思います」。残留か、移籍か-。広島との交渉を続けながら、11日からは他球団との交渉にも入っていく。