広島床田寛樹投手(31)が6日、今季取得した国内FA権を行使することを表明した。球団に申請書類を提出した床田は「やっぱり迷っているので、いろいろ話を聞いてから決めたいなと思います。宣言残留も認めてもらえたので、もう1回考える時間がつくれるのかなと」と宣言した理由を明かした。
今季初めて開幕投手を務めた左のエースは、8勝6敗、防御率2・76で4年連続規定投球回をクリアした。通算175試合登板で65勝59敗、防御率2・96と、先発の柱として投手陣を支えてきた。10年在籍した球団に「すぐにケガもありましたし、それでもずっとこうして使ってもらったので、本当に感謝しています」と愛着を口にした。
23年に第1子となる長女が誕生したことで、長く現役でいることへの意欲が高まった。それもまた判断材料の一つ。「家族と話して、後悔のない選択ができれば」。11日から他球団との交渉が可能となるが、今後も引き続き広島とも交渉を続けていく。
森下、坂倉に続くFA宣言となった。同年に3選手がFA権を行使するのは、球団初。広島にとっては、投打の主力3人が同時に流出する可能性が出てきた。