日本ハムの谷元圭介投手コーチ(41)と鍵谷陽平投手コーチ補佐兼投手コーディネーター補佐(36)が8日、エスコンフィールドで就任会見に臨んだ。
今季まで打撃投手を務めた谷元は「お話をいただいた時はうれしかったんですけども、日々過ごしていく中で責任感とかいろいろ生まれてきて、今はちょっと不安というか、身が引き締まる思いはあります」と心境を明かした。
谷元は08年ドラフト7位で日本ハムに入団。16年には58試合に登板して28ホールドを挙げ、10年ぶりの日本一に貢献した。17年途中に中日へ移籍し、通算524試合に登板して28勝25敗7セーブ、154ホールドを記録。23年限りで現役を引退し、24年から古巣で打撃投手を務めていた。
来季は武田久投手コーチ(48)、選手兼任の宮西尚生投手コーチ(41)とともに投手陣を支える。同じ41歳の宮西が選手とコーチを兼任することには「本当に難しいことをやるなと思います」と話し、「選手として気持ちよくプレーできるように、またコーチをやっている時は、宮西がいろいろと決める時にしっかり助言であったり補助できるような、どっちも役に立てる感じになれば」とサポートを誓った。
現役時代にともにブルペンを支えた武田久、宮西との共闘にも「仲はいいですけども、そこに馴れ合いがなく、しっかり話し合ったりして、いいものを作っていけたら」と意欲。救援投手に対しては、登板の結果にかかわらず課題を明確にし、精神面でもフォローしていく考えを示した。
一方、今季までチーム統轄本部ベースボールオペレーションを務めた鍵谷は、12年ドラフト3位で日本ハムに入団。17年には自己最多の60試合に登板し、17ホールドを挙げた。19年途中に巨人へ移籍し、24年に日本ハムへ復帰。同年限りで引退するまで通算420試合に登板し、25勝15敗7セーブ、84ホールドを記録した。
新たな役職では、選手とスタッフの橋渡し役を担う。「その間をつなぎながら、しっかりとコミュニケーションを取れるような存在になれれば」と抱負。「僕らの言葉1つでいろんな伝わり方がしてしまうので、その言葉を大切にして、しっかりコミュニケーションを取りたい」と力を込めた。
さらに、データと現場の経験や感覚をすり合わせながら選手の能力を引き出す方針を示し「自分自身もしっかりと学び続けて、自分のそれが常に合っているのか問い続けていきたい」と話した。背番号は谷元が「70」、鍵谷が「89」に決まった。