DeNA戸柱恭孝捕手(36)が8日、昨季取得した海外FA権を行使することを表明した。神奈川・横須賀市内の球団施設を訪れ、申請書類を提出。「簡単な決断ではなかったですし、時間がかかった。今日話せることは、フリーエージェントの書面を球団に提出させてもらいましたということです」と明かした。
23年オフに4年契約を結び、今季が3年目。来季の契約については、内容を見直すことができるオプトアウトの条項が付与されていた。宣言残留の可能性は「それも、これからしっかり話していきたい」とした。来季プロ12年目を迎えるベテラン捕手。球団は、経験に裏付けされたリードやインサイドワークといったプレー面はもちろん、若手への声かけといったチームへの献身的な姿勢も高く評価している。
木村球団社長兼チーム統括本部長もこの日、同施設で報道陣に対応。戸柱について「我々にとって必要な戦力だと思う。宣言残留の可能性もないわけではないと聞いているので、率直に残ってほしいという思いは強い。全力を尽くしたい」と説明した。球団は引き続き、残留交渉を続けていく方針だ。
◆FA宣言選手10人以上 11年を最後に出ていない。11年は12人が宣言。川崎(ソフトバンク)和田(ソフトバンク)岩隈(楽天)がメジャー移籍。国内では村田(横浜)杉内(ソフトバンク)が巨人に移籍するなど計10人が移籍した。新井(阪神)篠原(横浜)は宣言残留となっている。なお、宣言人数最多は94年の16人(移籍6人、残留10人)。