広島田中「生かしたい」バスケ初観戦でWBCへ刺激

ドラゴンフライズの始球式のプレゼンターを務めた広島田中(撮影・池本泰尚)

 広島田中広輔内野手(27)が29日、広島・呉市総合体育館で行われたバスケットボールB2の広島-FE名古屋戦にゲストで登場。始球式のプレゼンターなどを務めた。

 試合は広島が88-75で快勝。試合後にコートに立った田中は「とても大事な時期と聞いていたので、僕が来て負けたらどうしようと正直ドキドキしていました。いい勝ち方をしてくれてよかった。おめでとうございます」とあいさつ。

 NBLを見るなど大のバスケットボール好きだが、機会がなく生観戦は初めてだった。「とても感動しました。刺激を受けました。この刺激を受けたことを野球に生かしたい。僕自身WBCに招集されて、これから世界と戦います。刺激を生かしていきたいなと思います」と意気込みを口にした。

 最後は「ここ呉の市立呉高校がセンバツに出場することが決まりました。ぜひそちらの方も応援をよろしくお願いします。広島のスポーツ、野球、バスケット、他のスポーツを含めて、広島を盛り上げていけたらと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」とあいさつし、歓声を浴びていた。