侍菅野、豪州打線想定 左にはワンバンのスライダー

出陣式でボールを手に投球フォーム談議を行う菅野。手前は権藤投手コーチ(撮影・松本俊)

 菅野(巨人)が仮想オーストラリア打線でブルペン投球を行った。いつも以上にベースを広く使い、総合的な内容で60球を投げ込んだ。

 「よりコースを意識してやってきた。相手はプルヒッターが多い。左打者は入ってくるボールを意識して振ってくる」と左打者想定の内角スライダーはワンバウンドを多投した。明日3月1日の台湾プロ野球選抜との壮行試合を経て、8日のオーストラリア戦に臨む。