＜ＷＢＣ：日本８－６オランダ＞◇２次ラウンドＥ組◇１２日◇東京ドーム

　侍ジャパン菊池涼介内野手（２７＝広島）がビッグプレーでピンチを救った。

　１点リードの７回。この回から登板した４番手松井が１死から四球。続く３番ボガーツ（レッドソックス）にもフルカウントと苦しい投球になった。

　６球目を痛打され、中前へ抜けるかという強烈な打球に菊池が横っ飛び。捕球するとそのまま二塁へバックハンドで遊撃坂本にグラブトス。２アウトとしチャンスの芽を摘んだ。

　２死一塁でマウンドを託された５番手秋吉が、菊池の好守の勢いに乗ってバレンティンを空振り三振、この回を無失点で切り抜けた。