リプレー検証相次ぐ 米国の三ゴロ併殺も判定で覆る

3回表米国の攻撃、無死一塁の場面でスタントンの打球は三塁への併殺打と思われたが、ビデオ判定の末、二塁菊池(左)が捕球の際にベースタッチしておらず一塁走者がセーフに(AP)

<WBC:侍ジャパン1-2米国>◇準決勝◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム

 序盤からリプレー検証が相次いだ。3回の米国の攻撃でスタントンの三ゴロが1度は併殺と判定されたが、米国のアピールの末に二塁で送球を受けた菊池涼介(広島)の足が離れていたと認定され二塁に走者が残った。5回の日本の攻撃でも松田宣浩(ソフトバンク)の一塁内野安打が映像検証でアウトに覆った。

 2回にはホスマーの三ゴロでの一塁塁審のアウトの判定、3回には山田哲人(ヤクルト)が二盗した際のセーフ判定などをめぐって検証が行われ、ともに判定は変わらなかった。