【ボクシング】亀田京之介、佐野遥渉出場の未公認WBA暫定世界戦興行が中止 関係者の処分検討

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プロボクシングWBA世界フェザー級5位亀田京之介(27=MR)、WBA世界スーパーフライ級6位佐野遥渉(23=LUSH)の両選手がWBA暫定王座戦(日本未公認)に出場予定だった興行が中止になったと17日夜、発表された。24日、キルギス共和国で亀田はWBA世界フェザー級王座暫定決定戦として同級4位ルイス・レイナルド・ヌネス(26=ドミニカ共和国)と拳を交え、佐野はWBA世界スーパーフライ級暫定王者デビッド・ヒメネス(23=LUSH)に挑戦する予定だった。WBA暫定王座に限って、日本ボクシングコミッションJBC)は1階級に王者が乱立していることを理由に11年以降、世界王座として認定していない。

当初は4月17、18、19日にキルギス共和国で開催される予定だったが、中東を中心とした世界情勢の「急激な変化」を理由に興行延期となっていた。これで2度目の中止となった。興行主となるSAIKOULUSHは「昨今の急激な経済情勢の変化や現地における興行・設営コストの想定以上の高騰により、当初の事業計画を維持することが極めて困難な状況となりました」と中止に至った経緯を説明した。SAIKOULUSHキルギス大会プロモーターを務めるLUSH代表取締役の原田萌子氏は声明を発表。「この度は、私共の力量不足により、キルギス大会の開催を断念する結果となり、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

さらに原田氏の声明では「SAIKOULUSHが目指す『新たなボクシングエンターテインメントの創造』というビジョンのもと、亀田興毅ファウンダーのアドバイスをいただきながら準備をしてまいりました。しかしながら、運営・財務を統括する弊社において、海外での大規模興行におけるリスク想定や資金計画に甘さがあったことは否めず、その全責任は私共にあります。夢を預けてくださった選手の皆様、そしてファンの皆様の期待を裏切る形となってしまったこと、幾重にもお詫び申し上げます。まずは、関係各所への誠実な対応を最優先で、かつ迅速に行うことをお約束いたします。また弊社の運営体制を根本から見直し、今回の責任に関して大変重大であることも踏まえ必要な処分も決定次第ご報告申し上げます」と関係者の処分も検討しているとした。