プロボクシング前WBA世界ミニマム級王者松本流星(28=帝拳)が4日、東京・江東区のWOWOWで「エキサイトマッチSP」(6月8日、WOWOWライブで放送)の番組収録に初参加した。今年3月に横浜・BUNTAIで臨んだ高田勇仁(ライオンズ)との初防衛戦を自ら解説。3人のジャッジ全員がフルマークという3-0の判定勝利を振り返り「思った以上に(高田が)タフでした。やっぱり仕留め切れなかったのがやっぱり悔しい」と口にした。
6月1日、王座返上したことを表明した。WBA同級にはWBO王座も保持するスーパー王者オスカー・コラーゾ(29=プエルトリコ)が存在しており「セカンド王者で、統一戦もできない立場。本物の世界王者になりたいと思った。ベルトにこだわらず強い相手とやりたいと思って返上しました」と心境を口にした。5月下旬から6月5日午前まで千葉・成田市内で下半身強化を中心とした合宿に参加中。キャンプの合間を縫って収録に参加し「フィジカルをやっている」と報告した。
王座返上後の心境として「何か返上するのは何も思っていなかったが、ニュースになると、ちょっとさみしい気持ちも出てきた。これで良かったのかなとか。また取らないとなと思う。ここからどうできるか。1個で満足するのか。モンスター(4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥)のように2個、3個と取るのか。それは自分次第だと思うので」と決意を示していた。
次戦については未定。対戦を希望していたメルビン・ジェルサレム(32=フィリピン)がWBC王座から陥落。シヤコロワ・クセ(22=南アフリカ)が新王者となった。現在、WBA1位、WBC2位にランクされる松本は「次戦でそういう舞台(世界挑戦)を用意してくださるのであれば全然、うれしいですし。それ以上のことはないと思っている」と大きな期待を寄せていた。