プロボクシング帝拳ジム勢トップ5人が5日、千葉・成田合宿を打ちあげた。WBC世界バンタム級1位那須川天心(27)、WBC世界ライトフライ級王者岩田翔吉(30)、前WBA世界ミニマム級王者松本流星(28)、WBA世界バンタム級1位増田陸(28)、WBC世界スーパーフライ級1位坪井智也(30)が5月29日から約1週間、下半身強化を中心としたメニューを消化。起伏のあるゴルフ場での走り込みや悪天候時にはプールトレなどを実施し、次戦に備えた土台づくりに励んだ。
所属ジムを通じ、那須川は「あっっっっっっっっっっっっっっという間に合宿が終わりました! 今回実感したのは回復力です。いつもなら残る疲労も次の日には無くなっていたり偏りがなくなっていたり、まだまだ修正することはたくさんあるのですが、成長を感じられる合宿でした。この感覚を維持し、それ以上の感覚を求め、日々の生活に取り組んでいきたいと思います。前回よりたくましくなった姿を見せますので期待してくださいね。ありがとうございました!」とコメントした。
今夏に指名試合による初防衛戦が予定される岩田は「成田走り込みキャンプ8日間が終了しました! 8日間というのは過去最長の合宿でした。最高の環境でトレーニングさせていただき心から感謝しています。100キロは走ったと思います(笑)。足が別人のように進化していると思うのでこれから次戦に向けてジムワークやスパーリングに入るのがとても楽しみな気持ちです! 成田合宿での殻を敗れたのが今回かなり大きな収穫となりました。チームのみんなと一緒だったから頑張ることができたと思います。今日はしっかり回復させて明日からまた頑張ります」と意気込みを示した。
合宿期間中の6月1日にWBA世界ミニマム級王座を返上した松本は「8日目の朝練が終了し、合宿の全日程が終了しました! 2回目の成田合宿参加になりましたが、前回より成長を実感できました。振り返ってみると5日目くらいが筋肉痛の1番のピークがきていました。素晴らしい環境で走り込み合宿ができたこと、本当に感謝したいと思います。次はいつ成田に来られるかわかりませんが、次に帰ってきた時には、またさらに成長を感じられるように頑張ります」と充実した様子だ。
6月中旬に次戦の発表があるという増田は「早朝の長距離走を丁寧に走り終えて、1週間の成田合宿に終止符を打ちました。振り返ってみて、非常に充実したトレーニングキャンプだったと思います。強度も過去一でしたし、良いタイミングで雨が降ってくれて休めたことでメリハリのあるトレーニングができました。なによりチームで楽しめたことが1番の収穫です。肉体と精神の限界値が底上げされている事を実感できたし、次戦に向けて良い土台を作ることができました。ジムに戻ってからの練習も楽しみながらメリハリをもって頑張りたいと思います」とすぐにジムワークに入る意向だ。
世界選手権金メダリストとして日本人初の世界王座を狙っている坪井は「8日間の合宿無事終わりました。90キロ近く走ったと思います! 長距離、中距離、短距離で1つづつ課題を持って取り組むことができました。恐らく過去一追い込んだはずです! この合宿に参加できた事に感謝しまた日々の生活に戻り、頑張っていきます」と報告していた。