プロボクシング元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏の孫で前日本ユース・ウエルター級王者の磯谷大心(24=三迫)がタイトル前哨戦に臨む。9日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行ダイヤモンドグローブのセミファイナルに登場。シェ・ジュンイ(21=中国)との同級8回戦を控える。8日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミットより400グラム少ない66・2キロでパスしたシェに対し、磯谷はリミット66・6キロでクリアした。
計量ではわずか10数グラムオーバーのため、トランクスを脱いで全裸で計量パス。「家の体重計でみて200グラム(水分を)飲んで代謝で落ちると思ったのですが、落ちなくて…」と苦笑いした。
現在、WBOアジア・パシフィック同級2位、日本同級7位にランキングされている。磯谷は「倒して勝ってタイトルができることを証明したいと思う。WBOアジア・パシフィイク王座、日本王座でもやれると証明できる試合をみせたい」と意気込みを示した。三迫貴志会長(52)は「タイトル挑戦できるかは明日の内容次第。お客さんにいけると思ってもらえる内容でね、あとはキャリア」と査定試合に設定している。
ウエルター級は同じ学年の東洋太平洋同級王者佐々木尽(24=八王子中屋)、前王者の田中空(25=大橋)がいる。日本、WBOアジア・パシフィック同級統一王者のセムジュ・デビッド(33=中日)も標的にしている。5月2日、東京ドームで行われた田中-佐々木戦も動画でチェックしたという。日本人初のウエルター級世界王者を目指す気持ちは同じだ。2人から刺激を受けている磯谷は「今回の試合でアピールしたい」と燃えていた。【藤中栄二】