22年ボクシング世界ユース優勝を含むアマ7冠の東洋、日本バンタム級3位坂井優太(21=大橋)がプロ8戦目で元アジア王者に挑む。10日、東京・後楽園ホールで行われる所属ジム興行フェニックスバトル157で元東洋太平洋同級王者フローイラン・サルダール(37=フィリピン)との54・0キロ契約8回戦を控える。9日には東京・水道橋で前日計量に臨み、53・7キロでパスしたサルダールに対し、53・9キロでクリア。最初の計量では数グラムオーバーしたため、トランクスを脱いで全裸でアンダーとなった。坂井は「家の体重計とちょっと誤差で、54キロちょっととなり…。いつも通りに来たんですけどね」と苦笑いした。
大橋ジムのホープたちが集結し「Rising stars of the boxing world」と銘打たれている興行。そのセミファイナルに登場する。坂井は「一人一人良いところがある。自分の良いところを出せれば」と自然体を貫く。対戦相手のサルダールは36勝(25KO)8敗1分けのキャリアを持ち、世界挑戦経験もあるベテラン。序盤にも強くパンチ力がある過去最強の相手だ。坂井は「相手も1発のある選手。しっかりと段階を踏んで最終的に倒せればなと思っている」と静かに燃えた。
今年3月はプロ初の判定勝利で、デビューからの連続KO勝利がストップした。「重圧」から解放されたと明かす坂井は「自分の得意なスピードを生かした戦いができればいいと思う。KOはこだわると出来ないタイプ。意外と狙っていない方があっさりいくので」と明かす。現在、東洋太平洋、日本ともに3位まで上昇している。「モンスター2世」と言われ、大きな期待を寄せられる坂井は「毎試合毎試合問われていると思う。今回はしっかりと自分の実力をみせてそういうところ(タイトル戦)につながればいいなと思っている」と口にした。