【ボクシング】「ザ・ムービー」佐々木尽VS「ザ・アニマル」デビッド9・21八王子で3冠統一戦

9月21日、ウエルター級3冠統一戦に臨むセムジュ・デビッド(左から4番目)と佐々木尽(同2番目)

昨年6月に世界挑戦したプロボクシング東洋太平洋ウエルター級王者佐々木尽(24=八王子中屋)が9月21日、東京・八王子の東京たま未来メッセで日本、WBOアジア・パシフィック同級統一王者セムジュ・デビッド(33=中日)と3本のベルトを懸けた統一戦に臨むと9日、発表された。5月2日、東京ドームで「横浜のタイソン」田中空(大橋)に判定勝ちし、東洋太平洋王座獲得に成功。約4カ月ぶりのリングで3冠戦を迎える。9日には東京・水道橋でデビッドとともに記者会見に臨んだ。

昨年6月にWBO世界同級王座に挑戦したが敗退。一時は世界ランキングからも外れたものの、東洋太平洋王座を奪取してWBC世界同級13位と世界ランカーとして戻ってきた。6月から本格的にジムワークを再開してきたという佐々木は「3冠戦でアジアのナンバーワンを決めましょう。決着はKOしかない。お客さんを楽しませたい。正直、どの展開になっても負ける気がしない」と自信満々に言い切った。来週からは米合宿に向かうという。

一方、アマチュア時代は東京オリンピック(五輪)のウガンダ代表だったデビッドは「このチャンスをもらえて感謝している。佐々木尽選手をリスペクトしている。勝つことで世界への大きなチャンスになる。次のステップにつながる」と気合を入れ直した。自身の愛称となる「ザ・アニマル」と佐々木の愛称「ザ・ムービー」をかけて「自分の愛称はライオンに由来する。自分はこの試合を破壊する。王者2人が雌雄を決するところをみてくれ。ムービーの中で私が勝つ。主役になるよ」と宣言した。

デビッドの言葉に対し、佐々木は「本気で日本人初のウエルター級世界王者を目指している。最大の敵。ザ・ムービーのキャストの1人としてアニマルを僕の物語にしていく」と自信たっぷり。3年ぶりとなる地元・八王子での試合へ気合十分だった。