【ボクシング】鮮やか!片岡雷斗プロ2戦目で1回KO勝ち「何か刺さった感じ」左ボディー一撃

フェニックスバトル156 ライトフライ級8回戦 片岡雷斗対スリヤ・プッタルクサ 1回、KO勝ちの片岡雷斗はポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:フェニックスバトル157>◇10日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツホールディングス後援

アマチュア6冠で「ザ・サンダー」の愛称を持つ日本ライトフライ級6位片岡雷斗(19=大橋)がプロ転向2戦目を飾った。

スリヤ・スッタルクサ(26=タイ)との同級8回戦に臨み、1回2分13秒、KO勝ちを収めた。試合開始直後から左フックでダメージを与え続け、最後は左ボディーでダウンを奪取。鮮やかなKO勝ちだった。片岡は「すごい楽しかった。(左ボディーの)手応えがありました。何か刺さった感じ」と感触十分の一撃だった。

プロ転向初の海外勢との対戦だったことで「違う軌道でパンチがきた。すごい自信もついた。2戦目で力みも取れました」と振り返った。同じ興行の第1試合で、高校3冠の弟叶夢(とむ=18)が3回TKO勝ちで白星デビューを飾った。自らのウォーミングアップよりも優先し、スタンド最前席で応援した。片岡は「刺激ありましたね。弟の気持ちもわかったし」と触発。兄として負けるわけにはいかなかった。

あこがれとなる同門の先輩、4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33)から贈られた試合用シューズを着用。昨年9月のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦用だという片岡は「自分が『倒せないんですよね』と相談したら(井上から)タイミングのコツを教えてもらった」と感謝。今回のKO劇にも生かせたという。

今年3月のプロデビュー戦では、日本ランカーの大橋波月(湘南龍拳)に6回TKO勝ち。日本ランキング入りを果たした。片岡は「世界王者になる。夢と希望を与えられる世界王者になりたい。感謝の気持ちを試合で表現したい」と言葉に力を込めた。【藤中栄二】