【ボクシング】アマ7冠の中山聖也、公開プロテストで即日合格「1発で倒すところをみせたい」

フェニックスバトル156 公開プロテストを受ける中山聖也(左)(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:フェニックスバトル157> ◇10日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツホールディングス後援

23年アジアユース優勝などのアマ7冠の実績を持つサウスポーの中山聖也(19=大橋)が所属ジム興行内でプロテスト(B級=6回戦)を受験し、即日合格した。筆記テストに加え、実戦テストでは日本ユース・ライトフライ級王者で日本同級9位の末国龍汰(21=ライオンズ)とスパーリング(3分3回)やシャドーボクシング(1回)を実施。ファンの前で合格通知を手にした中山は「合格してほっとしています。そこまで緊張はなかったが、プロのリングでやってみて。お客さんにみせたいというのはあった。いつも通りできて良かった」と笑顔をみせた。

実技スパーリングでは、元キックボクサーでもある日本ランカーの末国にプレッシャーをかけ、何度も左ストレートをねじ込むなど試合ながらの動きで、技術力の高さをみせつけた。福岡県から家族も応援する中で合格した中山は「アマと少し違い、ユース王者だけどとても強い印象だった」と振り返った。8月19日、東京・後楽園ホールでプロデビュー戦に臨むことが内定している。中山は「無敗で世界王者に。自分は1発で倒すところをみせたい」と強い決意を示した。

身長171センチのサウスポースタイルとなる中山は倒せる左ストレートが最大の魅力。元世界3階級制覇王者・中谷潤人(28=M・T)とスタイルが似ていると言われるという。まずフライ級で世界王座獲得を狙い、将来的には複数階級制覇も視野に入れる。福岡市出身で、帝拳ジムからプロ転向予定の長兄颯太、駒大3年の次兄鉱一とともに「中山3兄弟」として知られる。23年アジアユース優勝を含めてアマ7冠。同じく大橋ジムからプロ転向している期待の新人、「ザ・キング」藤木勇我(18)に小学校時代に勝利し、「ザ・サンダー」片岡雷斗(19)にも高校時代に勝っている「逸材」となる。【藤中栄二】