元女子5階級制覇王者・藤岡奈穂子さん国際殿堂入り式典で英語スピーチ、ゴロフキンらと対面

国際ボクシング殿堂入り式典で自身のプレートを指さす元女子世界5階級制覇王者・藤岡奈穂子さん

プロボクシング元女子世界5階級制覇王者・藤岡奈穂子さん(50)が14日(日本時間15日)、米ニューヨーク州カナストータで開かれた殿堂入りセレモニーに出席した。殿堂入り式典開始となった11日(同12日)から現地入り。同じタイミングで殿堂入りした元3団体統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(44=カザフスタン)をはじめ、式典に招待されていた元世界5階級制覇王者シュガー・レイ・レナード氏(70)らと対面を果たした。昨年末、国際ボクシング殿堂から26年殿堂入り者の1人として発表され、日本女子初の選出が決まっていた。

最終日のセレモニーでは約1000人の前で英語でスピーチし、会場から大きな拍手が起こった。殿堂入りについて出発前、藤岡さんは「日本女子初とか、アジア女子初ということをつくれたことが誇り。頑張っていれば国籍とか人種とか関係なく、自分もなれるかもしれないと思ってくれる子供達がいたら、自分が5階級制覇したことよりも、すごいことなんだなと思っています」と率直な心境を明かしていた。

殿堂の女子部門が設立されたのが5~6年前だったこともあり、藤岡さんは「まだ新しく、すごく良いタイミングでした。引退して3~4年で頂けることはありがたいです。そういうタイミングだったのかなと思います」と感慨深げに話していた。今回は殿堂で飾られる自身の現役時代のコスチュームなども持参していた。

現在、藤岡さんは順大の大学院2年で、スポーツ健康科学研究課に在籍している。