【ボクシング】旭道山のおい、アジア王者波田大和「圧倒的に勝たないと」日本王者奈良井翼を迎撃

東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチに向けて計量クリアした同級王者の波田大和(左)と挑戦者の同級1位の奈良井翼

プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者波田大和(29=帝拳)が「頂上決戦」に臨む。4日、東京・後楽園ホールで行われる所属ジム興行DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol45のメインに登場。同級1位となる日本同級王者・奈良井翼(26=RK蒲田)との4度目防衛戦に臨む。3日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者ともにリミットより100グラム少ない58・8キロでクリアした。

東洋太平洋王座のみが懸けられたカードだが、波田は「誰とやるかということが大事。周りから(対戦を期待する)声があがっていた相手。カルロス(・リナレス)トレーナーといつでもやる準備をしてきた」と集中力を研ぎ澄ませた。世界ランキングもWBCで同級7位まで上昇しており、日本王者に勝てば、世界への大きなアピールになることは間違いない。

大相撲の元小結旭道山のおいで、父寿和さんも行司の木村寿之介という相撲一家に生まれた。両親から叱咤(しった)激励されているという波田は「父と母からギリギリの判定とか、ただ勝つだけではダメだと言われる。圧倒的に勝たないといけないと思っている」と気合を入れ直した。

一方、挑戦者の奈良井は「挑戦者になるのはひさびさだが、実質、統一戦みたいな感じ。勝つことを1番に考えている」と“王者対決”を強く意識する。23年1月の一道宏戦から10戦無敗。24年4月、原優奈戦で日本王座を獲得してから2年間、日本のベルトを守り続けてきた自信もある。奈良井は「最高でKO(勝ち)、良ければ判定でも勝てるように仕上げてきたつもり。ベルトと世界ランク、全部を奪い取りたい」と気合十分だった。