プロボクシング元WBC世界フライ級王者で現WBA世界バンタム級2位の比嘉大吾(30=志成)が8日、東京・目黒区の所属ジムで練習を公開した。
20日、東京・両国国技館で同級1位増田陸(28=帝拳)との同級王座決定戦を控え、公開練習ではシャドーボクシング、サンドバッグ打ち、壁掛け式バッグ打ちを1ラウンドずつ披露。増田陣営の大和心トレーナー(50)が視察した。
間近で比嘉の動きをチェックし「調子が良さそうですね。かなり(動きを)出してくれたと思う」と納得の表情を見せた。
昨年7月以来、約1年ぶりのリングとなる比嘉に対し「そのブランクは考えてない。完全に前回を超えてくると思う。それを計算してプラスしている。そうでないと(増田)陸との試合を受けないだろうし。受けてくれたので」と警戒した。
比嘉対策で招聘(しょうへい)した元北米王者ヘスス・アレチガ(26=メキシコ)とのスパーリングを通じ、試合のパターンはすべて想定してきたと強調。
プロ11戦で世界初挑戦の増田に対し、比嘉が元世界王者でプロ27戦を経験している。キャリアの差はあるものの、大和トレーナーは「(増田と同じ)サウスポーとは5試合で、うち日本人2人との試合は負けている」と指摘。最後には「(増田と)1発で取りたい」と比嘉撃破への自信を示していた。