元3団体統一ヘビー級王者ジョシュア冷や汗逆転KO勝利、11月計画の元WBC王者フューリー戦前進

勝利者インタビューを受ける元3団体統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(右)(ザ・リング公式インスタグラムから)

<ボクシング:ヘビー級12回戦>◇25日(日本時間26日)◇サウジアラビア・ジッダスーパードーム

元3団体統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(36=英国)が冷や汗の逆転KO勝利を挙げた。クリスティアン・ブレンガ(35=アルバニア)との同級12回戦に臨むと1回に右ストレートと右アッパーで計2度のダウンを喫した。何とか立ち上がると、2回に右ストレートの連打でダウンを奪い、逆転のKO勝利を収めた。

24年9月、ダニエル・デュボア(英国)に計4度のダウンを喫して5回KO負け。25年12月、ユーチューバー兼プロボクサーのジェイク・ポール(米国)に6回KO勝ちして再起したが、昨年末にナイジェリアで休暇中、交通事故に見舞われ、練習仲間とトレーナーの友人2人が死亡。現役引退も示唆するほどだった。

周囲の支えで現役続行を決めたジョシュアは「すべて神のお陰。私を救ってくれたのは私自身だけでなく、もっと大きな存在だった。このような機会を与えてくれ、常に私を支えてくれた兄弟のような存在、(英プロモート大手マッチルーム社長)エディ・ハーンに感謝します」と感慨深げた。

今年11月には元WBC世界同級王者タイソン・フューリー(37=英国)とのビッグマッチが計画されている。会場は米ニューヨークが第1候補。ジョシュアは「タイソン・フューリーはいるのかいないのか? この件には2つの側面がある。闘志あふれる闘争心、彼が成し遂げてきたことへの敬意だ」と対戦に前向きな姿勢。英報道では、サウジアラビア総合娯楽庁長官のトゥルキ・アラルシク氏、両者の対戦を中継予定のNetflix、運営に携わるTKOグループ、ニック・カーン社長はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを支持しているそうだ。

なおフューリーは24年12月に3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に敗れて2連敗。26年4月にアルスランベク・マフムドフ(ロシア)に判定勝ちし再起に成功。今月24日にはタイ・パタヤでマリウシュ・ヴァフ(ポーランド)に7回終了TKO勝ちを収めていた。