プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33)、弟のWBC世界バンタム級王者井上拓真(30=ともに大橋)が27日、地元のスカイアリーナ座間で市民を対象としたイベント「ざま井上兄弟キッズチャレンジフェスタ」に登場した。
150人の子供に向け、トークショー、質問コーナー、キッズボクシング体験、サイングッズプレゼント大会などで触れ合った。
兄尚弥とともに、当初の予定になかった子供たちのパンチをミットで受けた井上拓は「こういう子供たちと触れ合う機会はないので、触れ合えてうれしかった。子どもたちみんな、楽しくやっていたと思う」と笑顔をみせた。
井上拓は9月27日、トヨタアリーナ東京で同級1位那須川天心(27=帝拳)とのリマッチによる2度目の防衛戦が発表済みだ。昨年11月のWBC同級王座決定戦以来、2度目の対決となる。井上拓は「向こうは相当なリベンジの気持ちでくると思う。自分も負けたくない気持ちでしっかりと倒したい」と決意を表明。プロでは初めての再戦となるものの「僕としては1度戦っているので、それを参考にというか。新たな自分の引き出しをつくってトータルで返り討ちするだけ」と気合を入れ直した。
兄尚弥は元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と再戦している経緯もあり「2度目の戦いというのはボクシングの幅が重要になってくるもの。ボクシングの幅としても拓真の方が全然勝っている。有利に働くかなと思っている」と熱いエールを送った。
また兄尚弥の次期挑戦者として浮上しているWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)を指導するロベルト・ガルシア・トレーナーが今年5月、ロドリゲスの対戦ロードとして井上兄弟との対戦を希望。ロドリゲスとは同じ階級となる井上拓だけに「自分は全然やりたいですし。統一戦となれば、誰とでもやりたい。相手がやってくれるというのであれば喜んでやります」と自信の表情を浮かべていた。