ボクシングの世界ユース金&アマ9冠&49戦無敗の「ザ・キング」こと藤木勇我(18=大橋)が9月2日、横浜BUNTAIでプロデビュー2戦目に臨むと28日、発表された。
今年6月、アジアランカーのウィラ・ミカム(タイ)との59・9キロ契約体重6回戦で、2回TKO勝ちし、白星デビューを飾って以来、約3カ月ぶりのリングとなる。対戦相手はスーパーフェザー級を主戦場とするジュフエル・サリナ(フィリピン)で、初の8回戦(A級)に臨む。
サリナは前WBOアジア・パシフィック同級王者斎藤麗王(帝拳)のプロ2戦目の対戦相手を務めた。
プロデビュー戦はメインイベントを任され、前売りチケットも所属ジムの後楽園ホール興行最速で売り切れる人気ぶり。所属ジムの大橋秀行会長(61)から「史上最高の逸材」と表現され、愛称は「ザ・キング」に決定している。
大阪・興国高時代から「規格外」の強さに昨年末には米老舗専門誌ザ・リングで異例のインタビューが掲載されるなど、海外からも注目される存在となっている。同会長は「2年以内ぐらいに」と世界挑戦させる方針を示している。「モンスター」井上尚弥に続く次世代の大物「ザ・キング」にとって大事なプロ2戦目になる。
同興行ではWBA世界ミニマム級2位の石井武志(26=大橋)が同級3位の元WBO世界同級王者ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)とのWBA世界同級王座決定戦に臨み、WBA世界ライトフライ級1位吉良大弥(23=志成)が同級2位の元世界王者カルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)とのWBA世界同級王座決定戦に臨むことが決定。このダブル世界戦興行のアンダーカードとして組まれた。
◆藤木勇我(ふじき・ゆうが)2007年(平19)12月25日、大阪市生まれ。元プロボクサーの父の影響で小学1年から兄とともにボクシングを開始。興国高で出場の全国大会(高校選抜、高校総体、国体)6回をすべて制覇。23年アジア・ジュニア、24年のU-19世界選手権で金メダルを獲得しアマ9冠。アマ戦績は49勝(33RSC)無敗。趣味はサウナ。家族は父直樹さん(52)、母亜矢さん(46)、兄勇利(20=東農大2年)。身長170センチの右ボクサーファイター。血液型はA。