【ボクシング】日本Sライト級王者・川村英吉「何が何でも勝つ」挑戦者の渡来美響「証明含めて」

初防衛戦に向けて計量クリアした日本スーパーライト級王者川村英吉(左)と挑戦者の同級1位渡来美響

プロボクシング日本スーパーライト級王者川村英吉(24=角海老宝石)が最強挑戦者を迎え撃つ。8月1日、東京・後楽園ホールで同級1位渡来美響(27=横浜光)との初防衛戦を控え、31日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨んだ。63・3キロでパスした渡来に対し、川村は63・4キロでクリアした。DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol46大会のメインイベントとなる。

今年4月、渡来と同門となる元同級王者藤田炎村との日本同級王座決定戦で判定勝利。新王者となった。スピードとテクニックを兼ね備え、東洋大時代から注目されていた渡来に対し、川村は日大時代、控えに甘んじていた。アマでの対決はない。川村は「勝敗を分けるのは気持ち。気持ちは上回っていると思う。良くてKO。何が何でも勝ちたい」と気合を入れ直した。

一方、渡来は25年3月、当時の日本王者李健太(帝拳)に敗れて以来、2度目のタイトル挑戦となる。当初は昨年12月、川村との日本同級挑戦者決定戦に臨むはずが、自身の右拳負傷で辞退していた経緯がある。今年5月に復帰戦を飾り、準備を整えてきた。渡来は「プロの最終目標は世界王者。ここをクリアしないと世界なんていけない。僕というボクサーの(存在)証明を含めて勝ちたいと思っている」と静かに燃えていた。【藤中栄二】