プロボクシングの日本スーパーバンタム級7位辰吉寿以輝(30=大阪帝拳)が8日、大阪市内のJBC関西事務局で、プロ21戦目の前日計量をクリアした。
25年度西日本フェザー級新人王の豊永太我(21=ウォズ)との契約体重56キロのノンタイトル8回戦(9日、エル・おおさか)に向けて、豊永とともに100グラムアンダーで一発クリアした。
減量を終えると、妻の優さん手作りの参鶏湯(サムゲタン)とスイカ、パイナップル、ぶどう、バナナをぱくり。
体力の回復に努めた。
「減量はぴったりという感じ。最後の調整はうまくいった。しっかりと倒していきたい。左がかぎになると思います」と意気込んだ。
辰吉にとっては、今年2月に1-0の判定引き分けだった山内翔貴戦以来、6カ月ぶりのリングとなる。
3日には30歳の誕生日を迎えた。
18歳でプロデビューして、戦績は17勝(10KO)1敗2分け。
24年12月に初のタイトルマッチとなる東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝(大橋)に挑んだが、2回TKO負けでベルトの獲得に失敗した。
プロ10年目の初黒星から再起して、豊永戦が3試合目になる。
豊永は6勝(1KO)2敗1分け。試合経験は半分以下と、キャリアに差があるが「油断はしていない。無駄な捨てパンチを減らして、しっかり圧力をかけていきたい」。
自らの拳で、30歳の誕生日を祝う構えだ。【益田一弘】