2年前に世界挑戦した女子プロボクサー、レイブン・チャップマン(32=英国)がスパーリング終了後に倒れ、開頭手術を受けた。
7月24日、遠征先のデンマークで臨んだ実戦練習後に倒れたもので、ヘリコプターで病院に搬送。英デイリー・メール紙などによると、チャップマンは脳血腫と脳浮腫と診断されたという。出血による脳の腫れを軽減するために開頭手術を受け、人工昏睡(こんすい)状態に置かれた。約2週間の治療で、回復に向かっているという。
チャップマン陣営は治療の中で鎮静剤の投与量は減少傾向にあると説明。英国の病院に移送する計画も進められており、長期のリハビリを開始する予定としている。同陣営は「医師たちは彼女の回復を支援するためにあらゆる手を尽くしており、彼女がこの非常に困難な時期を乗り越えようと闘い続ける中、われわれは希望を持ち続けている。レイブンのご家族は、この大変な時期に彼女を支えようとデンマークに滞在しています」などと声明を発表した。
またチャップマンのリハビリと継続的な治療をサポートするための募金ページも開設された。目標額11万ポンド(約2365万円)となっており、既に7万ポンド(約1491万円)以上が集まっている。
英ノーウィッチ出身のチャップマンは21年にプロデビューした。22年にはWBC女子インターナショナル・フェザー級王座を獲得し4度防衛に成功。24年10月にはサウジアラビア・リヤドで、当時のWBC女子世界同級王者で現WBC女子世界スーパーバンタム級王者のスカイ・ニコルソン(30=オーストラリア)に挑戦したが判定負け。王座獲得を逃していた。プロ戦績は10勝2敗。