<プロボクシング:TreasureBoxing14大会>◇16日◇東京・後楽園ホール◇1668人
WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者豊嶋亮太(30=帝拳)がアジア王座統一に成功した。元キック王者で東洋太平洋同級王者の緑川創(39=EBISU K.s BOX)と2本のベルトを懸けて拳を交え、3-0の判定勝利でベルトをまとめた。
右ストレート、右アッパーなどを駆使して快勝したものの「相手の土俵でやってしまった。手打ちが多かった。思っていた以上に(緑川のパンチが)嫌なタイミングできました。パンチ力ではなくタイミングが良いのだと思います。1歩進む試合がしたかったが、王者(緑川)は強かった」と勝って反省。終盤に仕留めにいきながら倒しきれなかったことを悔やんだ。
これでウエルター級時代と合わせ、2階級で6本目のベルトを獲得した。中量級での実績を着実に積み「統一王者になったことはうれしい。日曜日でスタッフも選手たちも来てくれて、チームのおかげで何があっても踏ん張れますし、仲間に助けられたと思う」と王者対決を制し、安堵(あんど)の表情も浮かべた。
現在、同級でWBA11位、WBO12位と世界ランキング入り。世界的にも選手層の厚い階級に挑む姿勢の豊嶋は「今日は、やってやりますよと言いたかったが…。もう1回(課題を)洗い出してチームと一緒にやっていきたい。そういう意味では進歩はなかったが、プラスに考えれば伸びしろがある。今後、大きいことを言いたいので、大きいことを言えるように頑張る」と決意を示した。