プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者岩田翔吉(30=帝拳)が23日、東京・江東区でエキサイトマッチSP(24日午後9時、WOWOWライブで放送)収録に参加した。7月20日、東京・両国国技館で臨んだエリック・バディージョ(メキシコ)との初防衛戦を自ら解説し、振り返った。試合の9回途中、左ボディーを打ち込んだ際に左手小指付け根に相手のひじが直撃し同部を骨折していたことを明かした。
試合2日後の22日には手術を受け、現在も患部には痛々しいワイヤーが入っている。岩田は「食事していても痛みは入った。今は拳を握れるぐらいまで回復している。9月にはワイヤーを抜くので、抜けばかなり良くなると思う。重傷という話ではなくて(担当医から)『ああ、大丈夫』という風に言われている」と現状を説明。既に左拳以外にできるジムワークなどを再開している。年内にもう1試合を希望しているが「治り次第というか。やれれば年内にもやりたい」とだけ話した。
9月には国内でライトフライ級の世界戦が2試合組まれている。9月2日、吉良大弥(23=志成)がカルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)とのWBA世界同級王座決定戦、同じ26日にはIBF世界同級王者タノンサック・シムシー(26=タイ/グリーンツダ)が同級12位マーク・美セレス(30=駿河男児)との2度目防衛戦を控える。
また昨年3月に負けているWBA休養、WBO世界同級統一王者レネ・サンティアゴ(34=プエルトリコ)へのリベンジ魂も燃やしている岩田は「9月は(2試合とも)見に行こうと思っている。統一戦ができるというのはボクサーとして本当に幸せなことだと思うので、その気持ちはある」と言葉に力を込めていた。