元WBOミニマム級王者メンデス来日、フライト5時間遅延も笑顔「オーソドックスが得意分野だ」

来日した元WBO世界ミニマム級王者ウィルフレド・メンデス

プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)が27日、羽田着の航空便で来日した。WBA世界同級3位として9月2日、横浜BUNTAIで同級2位石井武志(26=大橋)との同級王座決定戦を控える。17歳からコンビを組むフレディ・トリニダート・トレーナーら陣営5人で日本に到着した。

当初の予定よりもフライトが5時間ほど遅れたものの「結構、疲れるかと思ったが、思っていたよりも飛行機が良かったし、モチベーションも高まってきている。3度目の日本になる。いつも来日すると家に帰ってきたような気持ちだ。日本の人々は規律を持って対応してくれるから」と“ホーム感”を強調した。

21年12月に谷口将隆に11回TKO負けし、WBO世界同級王座から陥落して以来、約4年9カ月ぶりの世界返り咲きを狙う。23年4月には重岡優大(ともにワタナベ)とのWBC世界同級暫定王座決定戦で7回KO負けを喫するなど日本では世界戦で2敗、ノンタイトル戦で1分けと日本で勝てていない。

日本で未勝利のメンデスは「谷口戦は(コロナ禍の)パンデミックで調整が難しかった。重岡戦は(急きょ決定し)減量面の問題があった。今回は十分な準備期間があった。勝ちにきたんだ」と言葉に力を込めた。9~12週間にわたるトレーニングキャンプを消化してきたという。メンデスは「世界ベルトは私にとって人生みたいなもの。すべてやってきたことがベルトに象徴されるんだ。今までやってきたことをみなさんにみせる」と気合十分だ

特に日本勢との世界戦はいずれもサウスポー。今回の石井はオーソドックスとなるため「日本に来た時はいつもサウスポーだった。私はオーソドックスが得意分野なんだだ」と笑顔。拳を交える元キックボクサーの石井について「もともと映像をみないので今回も見ていないし、元キックボクサーであることも知らない。彼のことは尊敬している。パワーがある素晴らしい選手。私には経験があるので、それをお見せしたい」と自信を示していた。【藤中栄二】

 

元WBOミニマム級王者メンデス来日、フライト5時間遅延も笑顔「オーソドックスが得意分野だ」