松本流星、マタドール魂で2度目の世界王座狙う「勝たないと何も進まない」勝てば統一戦現実味

世界戦が決まり会見に臨む松本流星(撮影・滝沢徹郎)

ボクシングWBO世界ミニマム級1位・松本流星(28=帝拳)がマタドール(闘牛士)魂で、2度目の世界王座を狙う。

9月27日、トヨタアリーナ東京で同級3位ラッセル・アコスタ(27=メキシコ)との同級暫定王座決定戦に臨むと28日、発表された。WBOには暫定王座をつかめば10月に正規王者になる確約を得ており、他団体王者との統一戦への道が開ける絶好の機会。マタドールの仕留める意識でKO奪取し、4大世界戦の中でインパクトを残す意気込みだ。

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目を輝かせ、待望のチャンスを歓迎した。松本は「勝てば自分がなりたかった王者になれる。そこから(統一戦の)道が開ける」と気を引き締めた。WBAスーパー、WBO世界同級統一王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)との統一戦を見据え、6月にWBA王座を返上。他団体王者を目指していた。勝てば統一戦が現実味を帯びるため、気持ちは高ぶる。

統一王者コラーゾは10月10日、WBA、WBC世界同級統一王者リカルド・サンドバル(米国)に挑戦。その試合が成立と同時に松本-アコスタ戦勝者が暫定から正規王者に昇格する。コラーゾ戦は実現しなかったものの「そんなに執着はない。(統一王者へ)まず9月27日に勝たないと何も進まない。より一層、世界王者じゃないとダメだなと思いましたし」と集中した。

17戦全勝のアコスタは好戦的に出てくる右ファイタータイプ。マタドールの動きで臨機応変に動くという松本は「避けるだけでなく、最後に仕留めるまでがマタドール。そこを意識したい」とKO勝利への意識を高めた。【藤中栄二】