【ボクシング】大橋会長「メンデスの心が折れる展開に」9・2世界初挑戦の石井武志に指令

記者会見であいさつする大橋秀行会長(撮影・小島史椰)

プロボクシングWBA世界ミニマム級2位石井武志(26=大橋)が31日、横浜市のホテルで世界初挑戦(9月2日、横浜BUNTAI)に向けた記者会見に臨んだ。同級3位ウィフルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)との同級王座決定戦を控え、元WBO世界同級王者メンデスと初対面を果たした。同級では長身となる166センチのメンデスに対し、石井は156センチ。その両者が壇上で並び立った。

所属ジムの大橋秀行会長(61)は29日に行われたメンデスの公開練習から視察しており「1発1発のパンチがあるね。僕は5対5だと思っていたけど、(石井の)4対6かなと。腹をくくっていかないと無理」と警戒していた。会見後、報道陣に対応した同会長は「1ラウンドから勝負をかけていかないと。万が一、下がらされたり、距離を取られたら勝ち目がない。1回から攻撃できればスタミナを削れるし」と序盤から好戦的にいく作戦を明かした。

メンデスは21年12月の谷口将隆戦、23年4月の重岡優大(ともに渡邊)戦はいずれもKO負けを喫している。大橋会長は「メンデスは見ているとハートが弱いというか、心が折れる場面がある。そういう展開に持っていければ」と強調。「フィジカルはミニマム級で世界一強い」と自称している石井にとっては得意かつシンプルなプランとなりそうだ。

またメインイベントとなるWBA世界ライトフライ級王座決定戦となる同級1位吉良大弥(23=志成)-同級2位カルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)戦もプロモーターとして展望し「吉良選手もカニサレス選手もパンチがある。最近の軽量級ではスリリングな試合になるんじゃないかな。お互いに距離が同じ。どっちかが倒れるんじゃないかな」と話していた。