ボクシングのダブル世界戦は2日、横浜BUNTAIで行われる。WBA世界ミニマム級2位石井武志(26=大橋)は同級3位ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)との同級王座決定戦を控え、1日に横浜市で前日計量に出席。両者ともクリアした。兄貴分の武居由樹(30=大橋)の熱いエールを力に変え、初挑戦初奪取を狙う。WBA世界ライトフライ級王座決定戦に臨む同級1位吉良大弥(23=志成)、同級2位カルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)も計量パスした。
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吉良が国内最速タイのプロ5戦目での世界王座獲得へ“最大の関門”をクリアした。パンツを脱いで全裸で計りに乗って、リミットギリギリの48・9キロで1発クリア。直後のフェースオフでカニサレスと顔を突き合わせたが「計量をクリアして、うれしすぎて感情も出なかった」と安堵(あんど)の顔で振り返った。
吉良にとって対戦相手以上の難敵が9キロにも及ぶ減量だった。計量前夜に4・5キロを一気にそぎ落としたが、当日の予備計量で「48・9キロと48・95キロの間を行ったり来たりした」ため「(パンツも)脱ぐしかない」と決めた。正式計量まではツバを吐いて過ごした。
難関突破に「自分に勝たないと相手に勝てない。自分に勝ったら、明日はやってきた過程を出すだけ」と吉良。もっともホッとはしたが気持ちは緩んでいない。「(カニサレスは)いい人そうやった。でもいい人は強い。そこは警戒したい」と再び表情を引き締めた。【首藤正徳】