6月2日に肺炎で死去したプロボクシング元WBC世界ライト級王者でタレントのガッツ石松さん(享年76)のお別れ会が2日、東京・後楽園ホールで開催される。
元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏(71)が会の前に取材に応じ「急にいなくなっちゃった感じです。いまだにそこにいる気がします。みんなでお別れしたいです」と悼んだ。
高校卒業後に初めて練習を見た時の記憶も回想。「アマチュアと違う練習内容。プロのすごさを思い知らされた」と振り返った。
食事をともにすることも多かったといい「私が引退した後、環七か環八沿いのどこかでラーメンと餃子のセットを初めてごちそうになったことはいまだに忘れないですね。その後もいろいろ行きました。イタリアンに行ったら、私もイタリア料理があまり分からないもので、スパゲッティを3種類ぐらい食べて『まだ何か来るのかな?』と待っていたら、最後まで来なくて、そのまま帰りましたね。パスタだけ食べて。そういう思い出がたくさんあります」と笑みを浮かべた。
ガッツさんは日本人初のライト級世界王者となり、5度の防衛に成功。戦績は51戦31勝(17KO)14敗6分けだった。引退後はタレントに転身。決めぜりふの「OK牧場」とともに、幅広い層から愛された。
具志堅さんは「今までにない世界チャンピオンじゃないかと、僕は思いますね」と言い表し、「あと10年は一緒にいたかった。残念。ゆっくり休んでほしいと思います」と語った。