ボクシングの世界ユース金&アマ9冠&49戦無敗の「ザ・キング」藤木勇我(18=大橋)が3日、横浜市の所属ジムで会見した。2日に横浜BUNTAIで、フィリピン・スーパーフェザー級12位ジュフエル・サリナ(29)との61・0キロ契約体重8回戦に臨み、5回TKO勝ち。「大きい舞台で試合できたことは良い経験になった。次に向けて頑張ろうと。まだまだいけると思う」と振り返った。
吉良大弥(23=志成)がWBA世界ライトフライ級王座、石井武志(26=大橋)がWBA世界ミニマム級王座を獲得した世界戦興行だった。藤木は「リングチェックの時からすごい雰囲気だったのでテンションが上がっていました。SNSの反響は(6月の)デビューの時よりすごかった」と笑顔をみせた。
デビュー2連続KO勝利を挙げた藤木には次戦で「大きな舞台」が用意された。年内にWBCユース・ライト王座決定戦が組まれることが内定済み。後日に日程や会場、対戦相手が発表される。そしてプロ3戦目も世界戦興行のアンダーカードに組まれる見通しだ。
藤木は「自分は取るつもりで。取ってから先がみえてくる。このタイトルを取ればランキングも上位にいくと思う。そういう意味ではベルトもらえるし、ランキングも上がるし、良いことだらけ」と歓迎した。
所属ジムの大橋秀行会長(61)は「やっぱりベルトをうんぬんよりもランキングを上げていきたい。上げたらまずは日本王座、東洋太平洋王座、WBOアジア・パシフィック王座を狙わせていきたい」と今後のプランを明かした。
また大橋会長は「2戦目としては大きな出来だった。ただ練習で調子が上がっていなくて心配していた。その心配もなく良い調子だった。そのへんは調子が悪いなりの実力、強い面があるのが収穫だと思います」と説明した。最終調整のスパーリングで精彩を欠く場面があったという。
大橋会長の言葉を受け、藤木は「アマチュアの時のように一気に追い込みすぎて疲労が抜けない時期があった。今回は勉強できました。プロは1試合にかける時間が長いので」と調整のペース配分も意識しながらプロ3戦目に備えるつもりだ。