<プロボクシング:WBC世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇12日(日本時間13日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ
WBC世界ウエルター級王者ライアン・ガルシア(28=米国)が初防衛に成功した。同級1位コナー・ベン(29=英国)の挑戦を受け、2回1分25秒、TKO勝利。強烈な右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったベンを連打を浴びせ、レフェリーストップで仕留めた。ガルシアは「右手はケガばかりしていたんだけど」と仕留めた右拳をみつめながら「素晴らしい盛りあげ、素晴らしい試合をしてくれたコナーに感謝する」と笑みを浮かべた。
元世界2階級制覇王者ナイジェルが父となる最強挑戦者ベンを下すと、ガルシアはすぐに次のターゲットを口にした。試合視察していたWBA世界同級スーパー王者テオフィモ・ロペス(29=米国)の名を挙げ「テオフィモ、さっさとこっちに来いよ。どこにいるんだ。あいつは狂いたがっている。なら俺達も狂ってやる。今すぐお前をぶちのめす」と自信満々に言い放った。
さらに24年4月、体重超過とドーピング違反で物議を醸して判定勝ちした現WBO世界同級王者デビン・ヘイニー(28=米国)との再戦も要求するなど、勢いづいていた。
ガルシアは21年1月に無敗でWBC世界ライト級暫定王座を獲得。24年4月にジャーポンテイ・デービス(米国)との注目マッチで7回TKO負けした。24年4月のヘイニー戦では体重超過と薬物違反しながら判定勝利。1年間の出場停止処分を受けた。処分期間中、右手首の負傷でRIZIN参戦をキャンセルして騒動に。25年4月、ロランド・ロメロ(米国)とのWBA世界ウエルター級王座決定戦には判定負けしたものの、26年2月、WBC世界同級王者マリオ・バリオス(米国)に挑戦し判定勝利。WBC世界同級王座獲得と2階級制覇を成し遂げていた。
なおガルシア-ベン戦はU-NEXTで生中継された。