前アジア王者「横浜のタイソン」田中空、佐々木尽VSデビッド戦視察「早くたどり着けるように」

東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック、日本ウエルター級王座統一戦を視察した前東洋太平洋同級王者田中空

<プロボクシング:日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座統一戦>◇21日◇東京・八王子・たま未来メッセ◇観衆1820人◇日刊スポーツ・ホールディングス後援

「横浜」のタイソンこと前東洋太平洋ウエルター級王者の田中空(25=大橋)が、佐々木尽(25=八王子中屋)-セムジュ・デビッド(33=中日)戦となる日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座統一戦を視察した。今年5月、東京ドームで佐々木を挑戦者に迎えた初防衛戦で判定負けを喫し、リベンジを誓っている。その佐々木が6回KO勝ちで3冠王者となった姿を見届けた。

指導を受ける父強士トレーナーとリングサイドで熱戦をチェックした田中は「自分もレベルを上げないといけない。早くたどり着けるように頑張っていきたい」と気を引き締めた。再戦のタイミングについて「それは分からない。自分も(佐々木に)負けたばかりなので。早く追いつけるように頑張っていきたい」と締めくくった。田中は今年8月、レイモンド・ヤノング(フィリピン)との再起戦で1回TKO勝利している。

一方、佐々木は「(リングサイドにいた)田中空選手には『何も起こせなくてすみません』と伝えてください。まだ(再戦を)やるのは早いのではないかと思う。ここから実力で勝って一段一段みせていかないと(世界再挑戦の)チャンスはもらえないので。(大橋ジム)大橋(秀行)会長にはお世話になっている。大橋会長やプロモーターの方々が決めてくれた試合には逃げずに全部勝っていって、1つ1つ結果を残してみせていきたい。正直言えば、次戦は世界(ランカー)の選手とやっていきたい」と早期のリマッチには慎重な姿勢をみせていた。