赤井英和長男・英五郎、プロボクサー現役引退を表明 32歳誕生日に決断「挑戦を止めない」

赤井英五郎(2023年12月22日撮影)

「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーの俳優・赤井英和(67)の長男、英五郎(32=帝拳)がプロボクサーの現役引退を表明した。32歳の誕生日だった22日に自身のインスタグラムを更新。「今日、お知らせがあります。プロのボクサーとして引退することにしました」などと報告した。

今年7月、A級(8回戦)初戦で、ヤン・ユセル(韓国)との71・0キロ契約体重8回戦に臨み、2回TKO負けを喫し「今までの負けよりもちょっと精神的に大きいですね…。ちょっと今後は考えられないですね」と話していた。プロ通算戦績は6勝(5KO)5敗だった。

赤井は「私は決して1番上手なボクサーではありませんでした。でも、続けていくうちに、できなかったことがゆっくりできることになってきた。毎日が怖いことだったが、その着実な進歩が私に本当の喜びをもたらした。今でも、強くなれる気がする。だから、これは私の体、年齢、敗戦で燃え尽きたということではありません」などとつづった。

所属ジムの本田明彦会長、トレーナー陣、家族、友人、スポンサー、応援を続けてくれたファンに感謝の言葉を伝えた上で「ボクシングは私に多くのことを教えてくれた。そして間違いなく私を強くしてくれた。強くなりたいという願望は変わっていない。夢を見るのを止めないし、挑戦することを止めない。支えてくださった皆様へ-心より感謝申し上げます。またどこかで会えたらいいな」とあいさつしていた。

赤井は20歳からアマチュアボクシングをはじめ、目指していた21年東京オリンピック(五輪)の夢が19年11月の全日本選手権で絶たれると、プロ転向を決断。左足アキレス腱(けん)断裂や左手首手術を乗り越え、アマ時代から練習で通っていた名門・帝拳ジムで21年9月にプロデビュー。23年には東日本ミドル級新人王を獲得していた。