【ボクシング】前WBAミニマム級王者松本流星、帝拳3選手同時世界戦初戦担う「良いスタートを」

会見後に写真に納まる帝拳ジムの3人、左から坪井智也、那須川天心、松本流星(撮影・清水貴仁)

プロボクシング前WBA世界ミニマム級王者でWBO世界同級1位の松本流星(28=帝拳)が25日、東京ドームホテルで行われた同級暫定王座決定戦(27日、トヨタアリーナ東京)に向けた公式会見に登場した。17勝(6KO)無敗の同級2位ラッセル・アコスタ(27=メキシコ)との全勝対決を控える。アコスタと初対面を果たした松本は「良いモチベーションのまま、ここまでこられたので、それをリングの上で証明するだけ。アコスタ選手はやっぱり攻撃力ある良いファイターなので、それを上回れるように、自分がチャンピオンになれるように頑張りたい」と気合を入れた。

WBAスーパー、WBO世界同級統一王者オスカー・コラーゾ(29=プエルトリコ)の存在により「(WBAの)セカンド王者という立場で、統一戦もできない。本物の世界王者になりたい」と6月1日に王座返上を発表。他団体での世界王座獲得を目指している。

そのコラーゾは10月10日にWBA、WBC世界フライ級統一王者リカルド・サンドバル(27=米国)に挑戦予定だったが、自身の負傷でいったん中止に。当初はコラーゾがフライ級王座挑戦したと同時に暫定王者から正規王者に昇格することになっていたものの、現時点で状況は不透明だ。

それでも松本は「とにかく(所属ジム)本田明彦会長が決めて下さった試合に勝ち続けるということが、自分のやるべきことだと思う。それは変わらず、しっかりと自分のやるべきことをやりたいと思う」と目の前の世界戦に集中した。

同じ興行には同じ年齢の那須川天心(28)、日大時代の先輩でもある坪井智也(30)という同門と競演する。試合順では最初にリングに立つ松本は「初めて同じリング立てるのはうれしい。帝拳ジムがすごく素晴らしい1日になるように。自分がしっかりと良いスタートを切って、しっかり2人に良いバトンを渡したい」と気合の入った表情を浮かべていた。【藤中栄二】