2021年ボクシング世界選手権で日本人初の金メダルを獲得したWBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也(30=帝拳)が、7月12日に誕生した第1子の長女の来場を発奮材料に世界王座獲得を目指す。
国内最速タイのプロ5戦目で同級2位のリカルド・マラジカ(27=南アフリカ)との同級王座決定戦(27日、トヨタアリーナ東京)に臨む。決戦前日の26日に都内で行われた計量をクリアした坪井は「家族は(会場に)来ます。娘が生まれたタイミングでの世界戦。すごく縁がある。明日、しっかりと1本目(のベルト)を取りたい」と落ち着いた口調で語った。
長女が誕生して子育てにも積極的だったが、1カ月前からすべて妻に任せてボクシングに集中した。「久しぶりにすごくいい仕上がり。(世界初挑戦の緊張や重圧も)何もない。練習通りにやれば何の問題もない。前後左右動いて相手との距離感を崩せば楽。相手が勝ちにくるからこそ、わなにはまる。きっちりはめたい。明日は自分がすごく楽しみ」とゴングを心待ちにしていた。