本場の絶叫マシンで成長、力石政法が兄・矢吹正道のV3戦の前座出場「きれいな顔でサポートを」

IBF世界フライ級タイトル戦に向け意気込む矢吹正道(左)と同日に8回戦を行う力石政法(撮影・黒川智章)

プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級5位の力石政法(32=大橋)が、兄でIBF世界フライ級王者の矢吹正道(34=緑)のV3戦を「無傷のKO勝利」で援護射撃する。

11月26日に東京・EBARAウエーブおおた(大田区総合体育館)で矢吹が同級1位ミエル・ファハルド(26=フィリピン)と3度目の防衛戦に臨むことが29日、横浜市内で発表された。弟の力石も同興行の前座でメルチョール・ロダ(フィリピン)と8回戦に出場する。

17年以来となる兄弟での同時興行出場に「いつも兄貴のセコンドについていて、自分より兄の試合の方が緊張する。自分の試合はサクッと倒して、きれいな顔のままサポートできたら」と力石は抱負を口にした。

世界初挑戦となった昨年5月のIBF世界同級王座決定戦で判定負けを喫したが、今年4月に8回KO勝利で再起。世界再挑戦を目指している。9月には初めて米ロサンゼルスで3週間合宿。外国人相手にスパーリングを積んだ。「トップアマや全勝の有望株とスパーをした。でもメンタル面も技術でも日本人の方が強いなと思った」。

プライベートでは現地のユニバーサルスタジオで苦手だった絶叫マシンに挑戦。「昔、怖すぎてジェットコースターで失神しそうになったことがある。すごく怖かったけど、終わった後は楽しかった。人間的に成長しました」と言って周囲を笑わせた。

中量級のスーパーフェザー級はスター選手がひしめき、世界的にも層が厚く、世界王座挑戦さえ簡単ではないが「自分には秘策のパンチがある。びっくりさせるので、期待して下さい」と王座奪取に自信をのぞかせた。