GLOVESジム葛西裕一会長の生え抜きプロ1号、宇梶哩惟河がダウン応酬の末に3回TKO勝ち

プロデビュー戦で3回TKO勝ちを収めた元甲子園球児の宇梶哩惟河

<プロボクシング:DYNAMIC GLOVE on U-NEXT48大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

元東洋太平洋スーパーバンタム級王者葛西裕一氏(56)が会長を務めるGLOVESジムの生え抜きプロ1号、宇梶哩惟河(りいが、19=GLOVES)がダウンの応酬の末、白星デビューを飾った。同じくデビュー戦となった多田太郎(27=FUNABASHI)とのスーパーフェザー級4回戦に臨み、3回3分2秒、TKO勝利を収めた。「緊張はあまりしなかったが、こういう展開になると思っていなかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

フィジカルの強さを生かし、前に出た宇梶は2回、左フックから右ストレートでダウンを奪取。しかし立ち上がったきた多田の右ストレートを浴びてダウンを喫した。3回には激しく打ち合い、宇梶は鼻から出血しながらも「タイミング良く入って倒れてくれた」という右ストレートでダウンを追加。そのままレフェリーストップに追い込み、プロ初陣で白星を挙げた。

宇梶は「気持ちは打ち負けないつもりで前に出ました。(野球部時代から)負けず嫌いだったので」と強調。葛西会長は「ド根性でやってくれた。練習でやったことない相打ちをしていた。100点満点」とほめちぎり、来年の東日本新人王のエントリーさせる意向を示した。

元高校球児の宇梶は福島・学法石川高で甲子園でベンチ入りも果たした。今夏、甲子園で活躍した健大高崎高の2年生エース石垣聡志から練習試合で安打をマークした経験もあるという。日大に進学した後にあこがれていたボクシングを始めるために現在のジムに入門していた。